みなさんこんにちは。先月まで夏日夏日と言っていたのに最近急に寒くなってきましたね。今朝、早番出勤時に私の車のフロントガラスは凍っていました。そんなこんなで先週の天気予報で一気に寒くなると言っていたので先日、我が家の石油ファンヒーターさんをウォークインクローゼットから引っ張り出しました。ホコリが多かったので軽く分解清掃したのですが今回はその事についての記事となります!
筆者は物づくりが好きで多少、機械にも強いのですが今回の分解清掃はドライバーを回せれば可能な物となっております。
ですが故障の可能性もありますので行う際は皆様自己責任で作業していただきますようお願いします。
我が家の石油ファンヒーター
我が家のリビングは南向きですがすぐ隣に家が建っており、また冬場はお日様が低く昼頃からはあまり日当たりが良くありません。リビングは16畳程で2階建てでリビング階段があり、暖気が逃げやすいので寒い冬はすぐ部屋が温まる石油ファンヒーターを使用しております。メーカーはCORONAのFH-GC5719BYで本機の使用の目安は木造15畳、コンクリート20畳。容量のぎりぎりとなっております。その為、ファンヒーターが常にフル稼働になり、負担がかかりすぎない様に使用は低電力モードでエアコン、こたつと併用しております。奮発して大きく良い物を2年前に購入したので、長く使用したく、毎シーズン簡単な分解清掃をして使用しております。とりあえず、ウォークインクローゼットから引っ張り出してきました。
ぱっと見はそこまで汚れてなさそうですが、中を見るとホコリがすごい、、、
えっと、、、うしろにネジがあるから外してみるか、という事で物いじりが好きな私の分解清掃となります。
清掃に使用する物品は後程記載しますが分解はプラスのドライバー一本でできます!
ちなみに説明書では下記のような頻度での清掃が推奨されております。
絶対に壊すなよー!(振りではない)
はいはーーーーい。
※筆者は今までのいろいろな出来事を経て、妻に諦められ見放されております。もしストーブを壊してしまった際にもその時のお叱りに耐える訓練を日々行なっております。分解清掃に自信の無い方は今回の方法はお控えください。また皆様がこの記事の内容を真似し万一機械が故障した際には責任は負いかねますのでご了承ください。
とりあえず安全に外せそうなところを外してみる
石油ファンヒーターの掃除は、安全性と効率性を保つために重要です。以下は私の手順ですが、不安な方はご使用のファンヒーターのメーカーの指示に従うことをお勧めします。
まず、清掃中に動いてしまっては困るので、電源プラグを抜きます。そして灯油タンクを抜いておきます。中の清掃は直前にファンヒーターを使用し熱くなっていたら火傷の恐れがある為、本体内部がしっかり冷えるまで待ちます。
細かい作業もありますが心配な方は作業用手袋の使用をお勧めします。
私は内部の清掃を行いたかったのでまず背面の温風空気取入口を外しました。上下左右4箇所がプラスのネジで止められてあります。
次に空気取入口についているファンを外しました。ファンを固定しているねじは写真真ん中の三か所です。その際、ファンを逆方向に回転させると逆方向に電流が生じ、故障の可能性があるので(?)できる限り動かさない様、注意し取り扱いました。
確か理科のコイルや電流の実験で習いましたね。
後ろを取り外したら中の清掃が出来ます。うちは築約6年の5人家族。床はフローリングにカーペット。来客が定期的にあるのでそこまで家の中は埃も目立たないし汚くないはずですが・・・。毎年、掃除はしてますが中までは掃除しておりませんでした。中は正面からは見えないホコリがびっしり!まさかここまで埃がたまっていたとは・・・。
汚っ!ここから出ていた空気を吸ってたの!?
電気系統や加熱部は精密機器の為、出来る限り触らず、注意して清掃しました。これだけホコリがあるからファンヒーターつけた時に焦げ臭いんですね。外した時に配線がカバーに固定されていたので引っ張らないように注意です!またふき取りを行う際はティッシュを水で軽く濡らし行いました。中を濡らすと故障の危険性があり、またアルコール等ですと部品の変色の可能性がありますので注意です。
埃多いので閲覧注意です。
↑ファンは回転しているのに埃だらけ
いや、しつこいようですがうちはそこまで汚くないですよ・・・。
↓見えにくいのですが中も埃がすごい・・・
清掃に使用した物品
清掃に使用したのは下記のものとなります。
・割りばし
・ティッシュ
・水
特に専門的な道具は使用しておりません。
前にも記載しましたがアルコール等薬品ですと部品の劣化や変色の恐れがあります。
清掃にはティッシュを水で濡らし、ふき取り作業を行いました。
乾拭きでもよいと思いますが万一静電気等で電気系統に異常をきたす恐れが無くもないと思いましてティッシュを少し濡らして拭き取りました。
手の入らない細いところは割りばしにティッシュを巻き付けふき取りました。
また、何度も記載しますが内部は精密機器ですのであまり湿らすと故障の恐れがあります。埃が取りやすい程度に少ししかティッシュは湿らせませんでした。
とりあえず稼働した時の埃がこげた焦げ臭さを取り除きたい。
それと故障の元となる内部の埃。
ひとまず中とファンを清掃!
内部とファン、ふさいでいたカバーを掃除しました。これだけでもだいぶ稼働時の臭気が変わってくると思います。ファンやカバーは意外と鋭いものもあるので手を切らないように注意してください。
外したファンをカバーへ付け、カバーごと背面へ取付け内部の清掃は終了となります。
外していたねじは無くさないよう注意!
石油フィルターの清掃
次に石油タンクの部分のフィルターの清掃を行います。
開けっ放しにはしませんし特に物が入る要因もありませんがよく見ると細かいほこりやゴミが結構あります。
長年使用しているファンヒーターでエラーが多い場合はこちらの清掃を行ったほうが良いかもしれません。
これがフィルターを詰まらせたり本体内部に入ると詰まったりして故障の原因になるんでしょうね。
ちなみに公式の説明書ではシーズンに1度の清掃が推奨されております。うちの実家、全く掃除して無いや・・・。
清掃に使用した物品は以下のものとなります。
・ティッシュ
・割りばし
・捨てても良い布
・綿棒
・ビニール手袋(無い方は細かい作業が無いので小さなビニール袋等でも代用できると思います)
まずフィルターを外す!
しつこいようですが絶対に電源プラグが刺さっていないことを確認し作業してください。そして石油は人によっては素手で直接触ると腫れたり湿疹が出たりかゆみが出る方がおられるそうです。可能であればビニール手袋等使用し作業を行ってください。
という事でとりあえずフィルターを取り出してみます。フィルターの底なんて普段見ないのですが外してみるとやはり小さな汚れが・・・。
綿棒で中のごみを取り除きます。ご存じだとは思いますが内部の掃除では拭き取りに使用する綿棒やティッシュは絶対に濡らして使用しないでください。使用する際に石油に混ざり内部に溜まったり入った際には異物として認識されエラーや故障の原因となります。
という事で綿棒で簡単に清掃したフィルターがこちら。
汚っ!え、よく壊れなかったね!?
結構埃が取れました。ごめんねこんな状態で去年の終わりの頃使ってて。。。
続いて、フィルターを外した内部を拭きあげて、残った古い灯油を布に染み込ませ内部の清掃終了です。
最後に周りを軽く拭いて試運転。うん、しっかり動く。今期もよろしくね!
子供いるし掃除すると安心ね!
石油ファンヒーターのシーズン前、シーズン後の清掃は怠らない様に!
石油ファンヒーターは石油、炎を使用するのでメンテナンスを行わず使用することは冬で空気も乾燥しておりますし少なからず火事の危険性があります。また、汚れ等で加熱効果が弱くなっていたりフィルターの清掃不備で故障の原因にもつながります。毎シーズン前、後には出来るだけメーカーの推奨している清掃を行うことをお勧めします。
途中、写真が抜けていたりわかりにくい表現もあったと思います。もし疑問に思われた方はご連絡くだされば説明いたします。また、何度も記載しますが今回の分解清掃はメーカーでは推奨されておりません。綺麗になり、故障も予防できますが電気系統や内部に故障の恐れが無くは無いからです。行う際には自己責任でお願いします。
皆様のお宅はどのような暖房器具をお使いですか??
おすすめの物がありましたらお知らせください!!